胆力は確かにあるけど見えない力

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今日もブログへの訪問、
ありがとうございます。

慎です。


今日は僕の体験から
「胆力」
について書こうと思います。

この「胆力」というのは
筋肉のように目に見える「力」
ではありません。


しかし、武術をする前段階として
この「胆力」がないと話になりません。

それは後々話すとして、

「胆力」を言葉で表そうと思ったら
こんな感じです。

・相手(物)にエネルギーを通す力
・回復する力



「胆力」をつけたから
僕はボールに対してエネルギーを通すことができ
筋トレしなくても以前より軽く飛ばせるようになりました。

また
相手の押しに対してより簡単に耐えれるようになりました。


そしてさらに「胆力」を感じることとなったのが
今回の体験談です。

それは昨日の出来事でした。

昨日は「武学医術」の講座に行っていたのですが、
なぜか「医術」なのにいつの間にか「体術」
の対練が始まっていました。(笑)

治療家のみなさんが
体術の稽古をしている
なんとも不思議な光景。


その対練の中
「拝打功」
というものをやりました。

簡単に説明すると
・前腕を相手とぶつけ合う
ことを何度も繰り返す感じの稽古です。

この稽古、かなり痛くて
最初は上腕がアザと腫れで
半端ないことになります。(笑)

みなさんも試しに誰かと上腕の側面を
何度か勢いよくぶつけ合ってみてください。

痛いので。(笑)


周りの人たちはだいたい同じ体格同士で
組んでいたのですが、

僕の今回のペアの方は
180cm以上で体重は100kgを超えていそうな
まさにお相撲さんのような方でした。

傍からみたら、
「え、あんな体格差があって大丈夫!?」
という感じだったと思います。

僕も
「今回のペアの方はすごいな…」
と思っていました。


そしていつも通りに拝打功をしていきます。

パンッ、パンッ、パンッ…
と5回ほど軽く打った時でしょうか。

すると相手の方の顔が歪み、
「痛い!痛い!!」
と連呼されてしまいました。

僕としては相手が初めてということもあり、
かなり手加減して、正中線も外しながら
やっていたのですが、

どうやらかなり痛かったみたいで、
すぐにやめることにしました。


そして、講師をしていた僕の師匠が一言。

「わかったでしょう?」
と。

僕もうなずいて一言。
「はい。(笑)」


なにがわかったかというと
「胆力」
は最初にも書いた通り、
「見えない力」
です。

なので一人での稽古が多い僕は
「胆力」
がついたかどうかはなかなかわかりません。

しかし、今回のように
普段、稽古を積んでいない人と対人稽古の
「拝打功」
をやると
・相手にエネルギーが伝わる
・こちらはすぐに痛みを回復できる

ということが起こり、

「あ、自分も胆力がついているな」
と確認できるのです。

そして
「対人」
でやることの大切さも認識できます。

ちなみに僕は筋トレは一切していません。

さらにちなみにそのあと腕がずっと痛いと
ニコニコしながら言われ続けました。(笑)


これはバスケでも同じだと思います。

・一人でハンドリング練習
・一人でコーンを置いて練習


これをいくらやっても本当にうまくなったかは
わからないということです。

「対人」
でやってはじめていろんなことがわかってきて
自分の中で修正されて技として使えるようになります。


なのでどんどん対人していきましょう。

僕も稽古仲間をどんどん増やしていきたいと思います。

もし、
「拝打功してみたい!」
という方がいらっしゃいましたら
ご連絡ください。(笑)


今回は改めて
「武術の稽古形態のすばらしさ」
「胆力の認識」

ができた有意義な時間でした。


では今日はこの辺で。

ありがとうございました。

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    • しろ
    • 2018年 7月23日

    オフ会で、よろしくお願いします。

      • bewater
      • 2018年 7月23日

      そこまで行けるかは怪しいですが、さわりくらいならできると思います。(笑)

  1. 2020年 5月8日

自己紹介
名前:坂口 慎
出身地:富山県
バスケ歴:18年
古武術を独学で5年、そこから限界を感じていたときに「武学」に出会う
今ではその武学をバスケに応用し、クリニック、オンライン講座などで広めている
クリニックのご依頼はお問い合わせからご連絡いただけるとありがたいです

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