「たんりょく」の凄まじさ

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こんにちは、慎です。

先週は武学に結婚式、
そして友人たちとの再会で
有意義な時間を過ごせました。

武学では自分の弱さを知り、
結婚式ではおもてなしの精神を
友人との再会では繋がりを

今後もたくさんの成長ができる
そう思える時間でした。


今日はそのうちの武学のお話し。

今回はこれまでやってきたことの
復習と新たな稽古法

復習では
・「礼」
結界の張り方など

・「タントウコウ」
ひたすら立つ、立つ、立つ
そして確認として
殴られる、殴られる、殴られる
まだまだ自分は水になれていないと実感

・「型」


そしてこの日、僕は新たな稽古法で
「たんりょく」
というものを身体でもろに
感じさせられるのでした。

「たんりょく」というのは
丹田という場所の力。
タントウコウで鍛えられる力です。

その稽古法は拝打功というもので、
簡単に言うと
腕や足、身体を相手とぶつけ合う感じです。

お相手していただいた方々は
僕よりも功夫を積まれた方々。

まずは手の拝打功を
動きを憶えながらやさしく…

そして徐々に強く…強く…

え、まだ強くいくのか…

え、え、え…

もう…無理です…

気付けば腕周りは
腫れあがって軽くあざに。

しかし、功夫を積まれている方々は
どんどん強くやっていきます。

それでも腕の腫れやあざは見られない。

これが「たんりょく」の違いか…

面白い。


そして一番驚いたのが
身体の側面を当てる拝打功。

これは横で向き合ってから
お互い横に一歩踏み出し、
身体のわき腹あたりをぶつけ合います。

お相手していただいたのは
参加した中で一番功夫を積んでおられる方。

その方は体重55kg
僕は体重67kg


体重だけで見れば
僕が勝つと思いますよね。

そして、軽めに練習してから一言
「本気でお願いします!」by僕

お相手の方「わかりました(ニコッ)」

二人「せーのっ!」

ドンッ!!!!

僕「うぉっっっっ…!!!」

当たった瞬間吹き飛ばされ、
悶絶する僕…

たまらず一言
「これがたんりょくの違いですか…」

お相手の方「そうですね(ニコッ)」

その後も何度かやらせていただきましたが
なんども飛ばされ、ブラされ、二ッコリされ…

もう最後の方は
自分の弱さを実感すると共に
自分もこうなれるのかと

さらなるやる気が湧き出てきて
ニンマリしてしまいました。

「たんりょく」
が鍛えられることで
10kgある体重差が埋まるどころか
負けないほどの力となる。

「武学」の大きな可能性を感じました。

バスケだと
・リバウンドの競り合い
・面取りでのポジション争い

などに関わってきますよね。

「たんりょく」
がちゃんとあれば、
筋トレで無理に体重増やさなくても
大丈夫ですし、体格で劣っていても
関係なくなってきます。

このあたりは僕自身の身体で実践し、
またシェアしていきたと思います。

では今日は長くなってしまったのでこの辺で。

「たんりょく」の凄まじさ
でした。

ありがとうございました。

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    • ぽぽぽ
    • 2017年 11月11日

    こんにちは
    胆力、面白いですね。自分も部活をやっていたころからフィジカルが弱く悩みどころだったのですが、興味深いものを見つけてしまいました。
    質問なのですが、筋トレなどの代わりに胆力や他の武術?を応用した稽古をした場合、オフバランス時でのあたりも強くなりますか?そもそもオフバランスにならない稽古かもしれませんが・・・バスケでの激しい競り合いの中で、構えていない状態でいきなりの接触にも対応できるようにするには、どういった稽古をすればいいですか?

      • bewater
      • 2017年 11月15日

      ぽぽぽさん、コメントありがとうございます。
      ぽぽぽさんのいう通り、稽古というのは自分にとって正しい態勢などを常に保てるようにするためのものです。なのでオフバランスになること=功夫が積めてないということで未熟者扱いをされます。
      まず「構えてない」という状態の時点で話にならないのです。
      なぜなら戦場で構えてないときがあったら簡単に殺されますよね。
      なので、自分のいいバランスを知って、それを常に保てるようにできることが大切です。
      答えになってはいないですが、これが僕がお答えできることです。

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自己紹介
名前:坂口 慎
出身地:富山県
バスケ歴:18年
古武術を独学で5年、そこから限界を感じていたときに「武学」に出会う
今ではその武学をバスケに応用し、クリニック、オンライン講座などで広めている
クリニックのご依頼はお問い合わせからご連絡いただけるとありがたいです

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