すぐできる記憶術?

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今日もブログへの訪問、
ありがとうございます。

慎です。


みなさんは勉強や知識を手に入れたい
と思った時にどんなことをしますか?

教科書?
本?
DVD?
講演会?

いろいろあると思います。


確かにそのどれもが
「知識を手に入れる」
つまりは
「知っている」
という状態
にするにはいいと思います。

しかし、これらが単体では
「使える」
「活用できる」
という状態にはなかなか至らない
ということをご存知でしょうか?



アメリカ国立訓練研究所の研究で
「ラーニングピラミッド」
というものがあります。

これは学習定着率を研究したものです。
それが下図です。


この結果をみてどう思いますか?

学校教育で行われているのは
・講義
・読書
・視聴

あたりが多いと思います。

そうなると学習定着率は
5%~20%くらいしかない

ということになります。

そもそも
これくらいの定着率しかないのですから
能力差が出るのは当たり前
という感じがしますよね。


これを懸念してか、近年では
「アクティブラーニング」
という従来の教員による
一方的な講義形式の学習とは異なり、

児童生徒、学生が主体的に
講義に参加する教育システムを
取り入れている学校が増えてきているみたいですね。


またこの図はおおきく二つに分類することができ、

・講義
・読書
・視聴
・デモンストレーション
の4つを合わせた
「トップダウン=伝統的学習法」


・討議する
・体験する
・教える
の3つを合わせた
「ボトムアップ=チーム学習法」


に分けることができます。


伝統的学習法はさきほど言っていた
「誰かに教えてもらう」
という受動的な学習法。

チーム学習法は討議、体験、教えるなので
実際にやってみる、主体的に取り組む
という能動的な学習法。


数値からみても
「チーム学習法」
は半分以上の定着率があります。

そしてそのトップが
「教える」
ということがポイントです。



つまり知識を得た次は
「誰かに教える」
ということでやっと定着するのです。

指導者の方は選手に教えることが多いので
自然と学んだことが定着していきます。



しかし、選手からしてみたら
ほとんどがトップダウンで
受動的な学習となってしまうため
定着率はかなり低くなってしまう
のです。

「なんで選手はできないんだろう?」
と思うことってよくあると思うのですが、

それは選手が悪いわけでも
自分が悪いわけでもないのです。

ただ定着率の低いやり方をやっていた
ということだけなのです。


どうするかは簡単ですよね。

ある程度指導者の方が教えたら
「上級生が下級生に教える」
というスタイルを取ればいいだけです。


分からないところが出てきたら
指導者に聞き、また教える。

この繰り返しで選手の定着率はかなりのものになると思います。


是非、
「生徒同士で教える」
というスタイルをとっていない方は
やってみてください!

そしてうまく管理して
選手をよりよい状態に導いてあげてください。

選手の方は観て下さっているなら
是非下級生に自分の持っている知識を
教えてあげてください。

それが自分のためだけでなく、
チームのためになります。


では今日はこん辺で。

ありがとうございました。

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  1. 2017 07.10

    メンタルと体

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自己紹介
名前:坂口 慎
出身地:富山県
バスケ歴:18年
古武術を独学で5年、そこから限界を感じていたときに「武学」に出会う
今ではその武学をバスケに応用し、クリニック、オンライン講座などで広めている
クリニックのご依頼はお問い合わせからご連絡いただけるとありがたいです

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