引き出すも閉ざすも指導者次第

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今日もブログへの訪問、
ありがとうございます。

慎です。

昨日、
中学生たちとの1on1
について書きましたが、
今日は昨日やった練習について書いていこうと思います。

その練習メニューが
「鳥かご」
というメニューです。

このメニューは賢者籠球という情報発信をしている鶴が
サッカーのロンドという練習メニューから
それをバスケ版に改良したものです。

サッカーではよくバルセロナがやっている練習で
こんな感じです。


(この動画ではティキタカと表現されています)

メニューの説明をしていると日をまたぎそうなので
今回は割愛しますが、
中学生にやってみると楽しい練習の中に
様々なことが詰まっているなと感じました。

・狭い中でのボールコントロール
・速い展開での判断力

いろいろあるものをまとめると
「駆け引き」
になりますが、

これをどうやって上達させていくか?
となったとき、なかなか難しいものがあると思います。

それを可能にするのが
「鳥かご」
だと感じました。

狭く、密集しているからこそ
基本と呼ばれるようなパスの仕方をしていると
たちまちカットされるので
工夫をしていく必要性があり、

それがこちらから言わなくても
選手たち自身から引き出されているのが
とてもいいなと思いました。


ノールックを使ってみたり、
手だけ違う方向に向けてパスしたり、
ビハインドを使ってみたり、
背面パスを使ってみたり、
股抜きを使ってみたり…


選手たちも若いとはいえ、
しっかり考えて行動に移せる力を持っています。


また、昨日のブログでも書きましたが
選手たちは僕たち指導者をよく観ています。

練習には一緒に参加しましたが、
そのときどんなことを見せてあげられるか?

トリッキーなパスをするにしても
どれぐらい正確性があるのか?

もう無理だと思われる状態から
いかにして脱出するか?

選手たちの想像を超える創造
ができているかどうか?

DFの際も
どういう感じで守っているか?

どう指示を出しているか?

なぜカットすることができるのか?

そういう姿を観て真似ることでも
選手たちから面白いぐらい引き出されます。


練習からどれだけの自由度を与えて、引き出せるか?
自分が体現者としてどれだけ見せて、引き出せるか?

選手から引き出すも閉ざすも
指導者次第かもしれません。


若い選手たちの創造力を最大限に引き出し、
選手たちから多くの学びを得たいですね。

では今日はこの辺で。

ありがとうございました。

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自己紹介
名前:坂口 慎
出身地:富山県
バスケ歴:18年
古武術を独学で5年、そこから限界を感じていたときに「武学」に出会う
今ではその武学をバスケに応用し、クリニック、オンライン講座などで広めている
クリニックのご依頼はお問い合わせからご連絡いただけるとありがたいです

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