今日もブログへの訪問、
ありがとうございます。
慎です。
先日、僕が観させていただいている
大学のバスケ部の大会に帯同してきました。
久しぶりに観た選手たちは
非常に成長しており、
バスケがまた一段と進化していました。
大会では4試合して、
2勝2敗
いろんな勝ちと負けを
経験していました。
選手たち自身も、
より自分たちの今の状態
というのを感じていました。
これはこのままではもったいない
僕はそう思って、
ファシリテーター役となり、
選手たちとミーティングを
することにしました。
質問と傾聴
自分の価値観を捨てて。
議題は
「今大会の問題点と良かった点」
選手一人一人が意見を出し、
たくさんの問題点と良かった点
が出てきました。
良かった点は
自分たちが成長できたところ。
素直に喜び、
継続していけるようにすること。
それに対して問題点は
「どうすればいいか?」
ということを考えていきました。
どういう意識が必要?
どういう練習が必要?
などなど。
問題点がはっきりしていれば
練習メニューは自然とできあがります。
よく
「練習メニューを考えるのが難しい」
ということをよく聞きますが、
必要それは課題が明確ではないからでしょう。
すべての答えは
「選手たちが持っている」
といことです。
こういう風に出した練習は
「自分たちに必要なもの」
となるので能動的に
練習していくことができ、
選手のやる気にも繋がります。
というかやる気出さなくても
練習するようになります。
自分たちに必要ですからね。
あとはそれができるように
指導者が管理してあげればいいだけ
です。
こういうミーティングというのは
あまりしていないのではないかと思います。
ほとんどが指導者だけが話す
そんなミーティングではないでしょうか?
していたとしても
選手だけでやることが
多いと思います。
しかし、選手だけでやると
まとめ役がいないので、
発言力が強い選手の意見に偏ったり、
全員が納得できなかったりします。
指導者が入るのは
みんなで同じ方向に向かえるように
導くためです。
ぜひ、選手の輪に入り、
みんなでチームを創り上げてほしい
と思います。
また今回、
試合後すぐにミーティングをしたことにも
非常に重要な意味があります。
あなたは
「エビングハウスの忘却曲線」
というものをご存知でしょうか?
これがその図です。
簡単に言うと
記憶がどのくらいのスピードで
忘れられていくか?
というものです。
この図を観ると
20分後に58%の記憶率
1時間後に44%
1日後に26%
1週間後に23%
一か月後に21%
という結果になっています。
この結果、驚きませんか?
1時間も経ってしまったら
半分以上のことを忘れているのです。
一日後には7割以上のことを
忘れてしまっています。
大会が終わって、
「明日はミーティングだ」
と言って次の日にミーティングしても
選手たちの試合の記憶は
7割以上忘れられているのです。
ビデオがあるからいいのでは?
と思うかもしれませんが、
リアルな感覚は
忘れてしまっているかもしれません。
このことから
試合後すぐにミーティング
はとても重要なのです。
もし、時間がないのであれば
問題点となぜそれが問題なのか
ぐらいは出しておいてほしいと思います。
それが出ていれば次の日に改善案を
出していってもいいと思います。
選手が自主的に練習に参加し、
必要な力がつくように
導いてあげてください。
では今日はこの辺で。
ありがとうございました。
試合後のミーティングの意味とは?
05.09
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