今日もブログへの訪問、
ありがとうございます。
慎です。
先日、またしても
「目的意識」
についてあるチームと関わることができました。
そのチームは志や目的意識を知っていたので、
「なぜバスケをするのか?」
ということを決めてくれていました。
そこで僕がまず始めたのは、
「この目的が本当に全員に合っているか?」
のチェックです。
こういうのもすべて身体で観ていけばわかるので
とりあえずみんなでチェックしてみました。
すると……
なかなか身体が整わない
という状況になってしまいました。
選手たちは
「どうしてだろう?」
と感じていたかもしれませんが、
それは
決めた目的に対して全員の考えが含まれていないから
です。
みんなで考えたように見えて、
どこか遠慮があったり、
悪い意味で空気を読んだり……
ということが起こっていたかもしれませんし、
単純に意見を取り込めてなかったか……
目的が少し抽象的すぎたのか……
など原因はいろいろ考えられますが、
こうなるとチームとして全員が
同じ方向に向くことができなくなってしまいます。
ある人はこの目的で身体が整うけど
ある人はこの目的だとうまく整わない
ということですからね。
この問題をうまく解決するため
僕が使っていったのが
・付箋
・考える時間を短く設定
この二つです。
この二つを使うことで
思考がしっかりと文字化され、
自分の意見を割とさらっと書けて
さらにかなりの短時間でいいものが創っていけます。
考える時間を短く設定すると
いいものが創れないんじゃないか?
と思われるかもしれませんが、
「ファーストチェス理論」
というものがあって、
チェスにおいて
「5秒で考えた手」と「30分で考えた手」
は86%同じ手である
とのことなので、
30分かけて残りの14%の違う案を模索するより、
短い時間でどんどん進めていった方が
早く決めていくことができます。
なのでパッパと意見を付箋に書いていき
それをまとめてそこから目的や目標を
決めていきます。
(問題提起はまた別の機会に。)
今回はそうやって決めていき、
一時間くらいで決まりました。
これは今回でもう変えないとかではなく
定期的にチェックしていって
変えていっても構いません。
チームはいろんな人が集まって
その一人一人が日々変化しているので
変わっていくのは当然です。
そうやってさらにいいものに
創り上げていけばいいです。
決めた次の日はそのチームは
練習試合だったのですが、
しっかり試合の目標も決めて
意味のある試合ができたみたいです。
あとはこれもしっかり管理していかないと
途中でだれてしまったり、忘れてしまったりするので
そこは指導者が管理していくところだと思います。
最近はほんとうに
「目的意識」
を決める機会に出会うことができて
非常にありがたい限りです。
僕もまだまだですが、
日々成長していって
自分と関わる人、そこから繋がる人
みなさんの人生がより良くなっていったら
いいですね。
では今日はこの辺で。
ありがとうございました。
短時間でよりよい目的を創り上げる
08.13
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こんばんは。かなり久しぶりのコメントです。
最近は『目的意識』についての記事がとても多く、勉強になってます。
これを自分だけでなく周りの人にも実践して頂きたくて今、布教中です。笑
そこで一つ質問なんですが、目標目的を決めた際に身体に訊く、とありましたが
ここでも身体に訊くというのは側推法などのことでしょうか?
そしてもう一つ質問なんですが、身体が整う整わないとありますが、
これは身体に訊いているのでしょうか?それとも禮をして整うか見ているのでしょうか?
分かりづらくて申し訳ないです、どうしてもこの部分のモヤモヤが取れなくて。笑
『そこで一つ質問なんですが、目標目的を決めた際に身体に訊く、とありましたが
ここでも身体に訊くというのは側推法などのことでしょうか?』
ここでも→ここでの(目標目的を決める際)
に変更お願いします。誤字、脱字がありました。
ここでも→ここでの(目標目的を決める際)
に変更お願いします。誤字、脱字がありました。
negiさん、コメントありがとうございます^^
せめて布教ではなく、「普及中」に……笑
目的を決めたら、それを言ってから立ち腕相撲です。
目標はまたちょっと違うので別の機会にお伝えします。
身体が整うというのも立ち腕相撲でしっかりニュートラルになるか確認です。
なるほど、腕相撲ですか!ツイキャスか何かでおっしゃってましたね。
僕も言わせてから腕相撲をやらせたいと思います。