Lv.3 カウンセリング

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こんにちは、慎です。

さてさて、今日も
「指導者に必要なスキル」
を解説していきたいと思います。


今日は
Lv.3 カウンセリング
についてです。

4つのスキルを見たときに
Lv.3 カウンセリング
Lv.4 ファシリテーリング
の二つは指導者に必要なの?
と思った方はいませんか?


僕も初めて聞いた時は
「?」
となりましたが、
よくよく考えれば当然か…
というかこのスキルはないといけないな
と思いました。

しかも、このカウンセリング、
ちゃんとやってる指導者の方は
少ないのではないでしょうか?


では早速カウンセリングを観ていきましょう。


■カウンセリングの目的
・相手の問題を相手自身で解決に導く

扱うテーマは悩みや不安、問題の解消など
どちらかといえばネガティブで、マイナス状態を、ゼロに近づける

■考え方
・自分で問題を解決する力を持っている

内に抱えていることを言葉にできるように傾聴し、頭の中や気持ちを整理できるようにガイドする

■大切な点
・傾聴
・質問

■メリット
・意識を前向きに行動を促す

・問題に対する見方を変えることができる

■デメリット
・現状の問題を聞くだけで楽になることもあれば、長い時間をかける必要がある場合もある
・カウンセリングする側のコミュニケーションスキルや自己コントロール力が大きく影響する


以上がカウンセリングの内容です。

内容を見ていくと
コーチングとほとんど似ている
ということがわかります。


コーチングとカウンセリングの違いは
選手の状況がマイナスかプラスか
ということです。

コーチングの場合、
傾聴と質問で
選手がすぐに自主的に行動できることが
多いかもしれません。

しかし、カウンセリングの場合、
選手は思考、感情的にマイナスにいます。


例えば、
自分のやることがわかっていたとしても

「何したって、あいつの方がうまい」
「自分にできるわけがない」

と言う風に

やることに対して
「マイナスのラベル」
を貼っていたりします。

これは過去に縛られていることが多いですが、
指導者の方はそれを質問で引き出して
あげないといけないということです。


指導者の方は自分ができたり、
過去にはできていたことは
「やればできる!」
なんて言ったりすることも多いですが、
(実際には選手もできる)

マイナス状況の選手の場合は
それでは自主的な一歩が踏み出せないので、

「なんでできないんだ!」
ではなく、
「なぜ自分にできないと思うんだ?」
と質問していき、

選手の心の奥にある
「メッセージ」
を引き出してあげてください。


また、僕としての注意点が一つあって、

僕はよく
「指導者は一線を引く」
という言葉を聞きます。


結局は
先生と選手
指導者と選手
しっかり壁を作って接しなければ。


ということだと思います。


僕はこの言葉は言い訳だと思っています。

選手と仲良くなりすぎたら
・言うことを聞かなくなるのでは?
・厳しくできなくなるのでは?


いろんなことがあるのだと思います。
(学校事情とか)


しかし、それでは
本当の意味でのカウンセリング
は行えないのではないでしょうか?



一線を引いて、尊敬される存在でもいいのでは?
と思うかもしれませんが、

僕だったら尊敬している人には
逆に遠慮してしまうので、
無理なんです。笑


やはり、悩みを打ち明けられるのは
「信頼できる人」
です。

「信頼」
につていは過去にいろいろ書いているので
観ていってください。


まぁもし一線引くのであれば、
引いておいて、でもすぐに越えられて
選手を助けることができる
そんな一線を引いてほしいです。


ではちょっと長くなったので
今日はこの辺で。

ありがとうございました。

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自己紹介
名前:坂口 慎
出身地:富山県
バスケ歴:18年
古武術を独学で5年、そこから限界を感じていたときに「武学」に出会う
今ではその武学をバスケに応用し、クリニック、オンライン講座などで広めている
クリニックのご依頼はお問い合わせからご連絡いただけるとありがたいです

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